「予定納税通知書きてないけど、いつ納付だっけ???」
予定納税のこと忘れて、延滞税納付したことありませんか?
会社員の方でも、副業で収入を得ていたり、個人事業主として活躍されている方は、確定申告以外にも「予定納税」が必要になるケースがあります
私自身も複数の医療機関から給与を得ているため、毎年予定納税が発生しています。以前うっかり納期限を過ぎてしまい、延滞金を支払う羽目になった苦い経験も…。
この記事では、1期と2期の具体的な納付期限はもちろん、予定納税に関する基礎知識から、延滞してしまった場合のリスク、そして二度と同じ失敗を繰り返さないための具体的な対策方法まで、分かりやすく解説していきます。
予定納税の不安を解消し、無駄な出費を抑えて、安心して本業・事業に集中できます。
結論
✓ 対象者は前年の所得税額が15万円以上の方
✓ 予定納税1,2期の期限は6月末、11月末
(2024年の第2期の12月2日が期限)
✓ 振替納税=口座引落がおすすめですが、
間に合わないなら、ダイレクト納付orインターネットバンキングで
✓ ポイントは気にしない
予定納税とは
ある一定の要件を満たす方が、本年の所得税及び復興特別所得税の一部をあらかじめ納付しなければならない制度
原則、予定納税基準額の3分の1の金額を、第1期分および第2期分として2回納付することになる
(国税庁HPより)
つまり「まとめて、あとで払います」はダメで
必ず期限までに、納付しなくてはいけないものなんです
予定納税の通知はいつくる?
6月中旬に税務署から「予定納税額の通知書」が送付されてきます
だだ前年の確定申告で予定納税額の通知書の「電子交付」を希望した場合、予定納税額の通知書を書面の送付ではなく、e-Taxで通知がきます
(税務署より)
予定納税の対象者
✓ 前年分の所得税額(予定納税基準額)が、15万円を超えている
✓ 給与所得者の場合でも、副業などで追加の所得があり、
その結果予定納税基準額が15万円を超える
✓ 個人事業主やフリーランス
前年の所得税が15万以上であれば、予定納税する可能性が高いです!
今年から副業収入あるかたは、来年度以降予定納税する形です。
予定納税の期日
今年(2024年)は
●第1期分:令和6年7月1日から同年9月30日まで
●第2期分:令和6年11月1日から同年12月2日まで
(国税庁HPより)
予定納税の確認方法
予定納税通知書がくると言っても
「来たのか忘れた」「捨てちゃったかもわからない」という方は
1.e-Taxやマイナポータルで確認
2.前年の確定申告書を確認
3.税務署に直接確認
いずれかで分かると思います。
延滞税の計算
(国税庁HPより)
うーん、よくわかりませんね笑
●納期限から2ヶ月以内:年利7.3%
●納期限から2ヶ月超過後:年利14.6%
例をあげてみましょう
・予定納税額が30万円で、1期・2期でそれぞれ10万円納付する予定だった
・第2期の予定納税を忘れてて、1月16日に納税した
→(¥100,000×7.3%×45日)÷365日=900円
たった900円 されど900円
4%の高配当株だと22,500円の価値があるわけですね
納付方法
1️⃣ 振替納税=口座引落(おすすめ!)
:一度設定してしまえば、忘れることはないです マネーフォワードミーと連携していれば、家計管理も大丈夫!
2️⃣ ダイレクト納付(e-Taxで納付)、インターネットバンキング
: オンラインで即時納付可能
3️⃣ クレジットカード納付
:いつでも納付出来ますし、ポイントも貯まります。
楽天カード :500円につき1ポイント(還元率0.2%)
三井住友NLカード:200円につき1ポイント(還元率0.5%)
ただし決済手数料がかかるため、得になるか損になるかは確認が必要です
実際にいくら手数料がかかるかはこの国税庁サイトで確認できます!
4️⃣ スマホアプリ納付、コンビニ納付
:スマホアプリであれば、その場で簡単。ポイントもたまります。
納付書があれば、近くのコンビニで手軽に支払い可能。
※ ただし納税金額30万円以下しか出来ません
4️⃣ 税務署窓口で現金納付
: 専門家に相談しながら対応したい場合におすすめ。手間ですね、、、
通知書が届かない!?
令和5年度から、希望者には紙での通知が廃止され
マイナポータル内に通知が来るようになってます
予定納税を確実に行う方法
1 口座振替の利用(おすすめ)
:確実です。脳のリソースが減ります。
2 カレンダーアラートの活用
:納付期限をGoogleカレンダーに設定し、適宜納付。
3 定期的な確認
:e-Taxで予定納税額や履歴を確認し、確実に納付状況を把握。
まとめ
以前までポイント獲得のために、クレジットカードやスマホ決済などおこなっていました。
ただ忘れたり、脳のリソース使ったり、手間だったりと
時間単価に合いませんでした。
無駄な手数料や無駄な脳のリソースのために、口座振替がおすすめです。
口座振替がまだのかたは、期限までにインターネットバンキングなどで納付しておきましょう!
では、また!
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