「ふるさと納税って得するらしいけど、手続きとか面倒でしょ?」
──正直、私もそう思っていました。
子育てに追われる毎日。制度を調べる時間もなければ、書類や手続きなんて正直しんどい。でも家計の支出を見直す中で、「ふるさと納税って本当にお得なのか?」という声を何度も目にし、思い切って始めてみたんです。
結果、「もっと早くやっておけばよかった」。それが率直な感想でした。
総務省のデータによれば、ふるさと納税を活用している人は全体の約4割程度。逆にいえば、半数以上の人がまだ使っていないという事実。
私も「よくわからない」「面倒そう」で避けていたひとりでした。
この記事では、同じように“忙しくて手が出せていなかった子育て世帯”に向けて、
- ふるさと納税のしくみ(ざっくり)
- どうやって始めたか
- 頼んでよかった返礼品
- 忙しくても続けられる理由
を体験ベースで、等身大の目線からお伝えします。
ふるさと納税って、実際どういう制度?
ざっくり言うと、「実質2,000円の自己負担で、全国の自治体から返礼品がもらえる仕組み」です。
流れはシンプルで、以下の3ステップだけ。
- 控除上限額を調べる(年収・家族構成で決まります)
- 欲しい返礼品をネットで注文(買い物感覚)
- 申請書を出せば、翌年の住民税などから控除される
※確定申告が必要な場合もありますが、後述します。
我が家では最初に「米の定期便」を選びました。重いお米を買わなくて済むだけでも、肉体的・精神的な負担がぐっと減りました。
控除のやり方|ワンストップ制度と確定申告の違い
ふるさと納税で税控除を受ける方法は2つあります。
- ワンストップ特例制度:1年で5自治体以内の寄付・確定申告を行わない人。
申請書を寄付先に送るだけでOK。 - 確定申告 :6自治体以上に寄付した人
住宅ローン控除(初年度のみ)・医療費控除を使う人は必須。
我が家はまず、ワンストップ制度を活用。記入してポストに入れるだけでした。
この申請を行わないと控除が受けられず、ただの寄付になってしましますので、ぜひ申請を行いましょう!!!
ふるさと納税の申請方法|ワンストップ制度と確定申告のやり方
ワンストップ特例制度の場合
確定申告が不要な給与所得者などで、1年間の寄付先が5自治体以内であれば「ワンストップ特例制度」が使えます。
- 寄付時に「ワンストップ特例を希望する」にチェック
- 自治体から送られてくる申請書に記入
- 本人確認書類と一緒に自治体へ郵送
1自治体ごとに申請書を送る必要がありますが、記入は1枚だけ。ポストに入れるだけで完了です。
※自治体によってはオンライン申請も可能です。
ワンストップ特例申請書を紛失した場合でもダウンロードすることも可能です
確定申告が必要なケース
以下のいずれかに該当する場合は、確定申告が必要です。
- 6自治体以上に寄付した
- 住宅ローン控除・医療費控除などを申告する
- 個人事業主など、もともと確定申告を行う立場の人
申告時は、寄付先から届く「寄附金受領証明書」を確定申告書類に添付し、控除申請します。e-Taxや税務署への持参・郵送でも可能です。
ふるさと納税サイトは色々あるけど…楽天がおすすめな理由
「さとふる」「ふるなび」「ふるさとチョイス」など多くのふるさと納税サイトがありますが、個人的には楽天ふるさと納税がおすすめです。
1.楽天ポイントが還元される
例えば、楽天市場の買い物と同じようにSPU(スーパーポイントアップ)や買い回りキャンペーンを活用すれば、実質的な節約効果が2倍以上になることも。
特に楽天カードを使っている方、楽天経済圏にいる方にとっては恩恵が大きいです。
※ただし、このポイント還元制度は2025年11月までで終了予定と楽天側から発表されています(2024年5月時点)。それまでに活用しておく価値は十分あると思います。
2.寄附金控除に関する証明書(XMLファイル)」を発行が簡単
どこのサイトもあるかと思いますが、寄付した自治体が多いほど、これがないと使い物になりません。
なぜ、私は今までやらなかったのか?
一言で言うと「忙しいから」。そして「何かあったら面倒そう」でした。
ですが、子育てと仕事に追われながらも、ふるさと納税を調べる中で「これは育児中こそ活用すべき仕組みでは?」と気づいたんです。
とくに、米・ティッシュ・トイレットペーパーのような“必ず使うもの”が届くのは革命的でした。
わが家で頼んでよかった返礼品リスト
- 米の定期便:毎月届く→買い物の手間ゼロ。まとめて炊いて冷凍にも◎。
- トイレットペーパー・ティッシュ:在庫の心配ゼロ。日用品費が浮いて、買い出しも減る。
- 米油:重くて買いにくい油も宅配ならストレスフリー。揚げ物が増えて家族も喜ぶ。
私たちのルールは、「還元率」ではなく「本当に日常で使うかどうか」で選ぶこと。結果として、ムダがない満足度の高い買い物になっています。
忙しい家庭でも無理なく続けられる3つの理由
- 楽天ふるさと納税で完結:ポチるだけ。操作も支払いもただのネットショッピング感覚。
- ワンストップ制度の簡便さ:申請書は紙1枚。オンライン申請で簡単。
- 定期便で手間なし:年に一度の申し込みで、毎月届くから管理もラク。
番外編:リアルな“やらかし”と気づき
- 大量のトイレットペーパーやティッシュペーパー:押入れの半分占領。
- 冷凍庫がパンパン:ハンバーグ・サーモン・餃子が一気に届いて詰んだ。
→ 分散して頼むべきだった。 - 日用品の節約:日用品をふるさと納税で購入し、余ったお金で贅沢してもよいし、貯金もあり!!
まとめ:ふるさと納税は“手間を減らす仕組み”だった
ふるさと納税は、単なる節税やお得制度ではありません。日々の「めんどくさい」を減らすツールでもあります。
子育て中で「やってみたいけど時間がない」という方にこそ、ぜひ試してほしい。1回やれば、「なんだ、これだけか」と思えるはずです。
▼我が家が頼んでよかった返礼品まとめはこちら(リンクを挿入)
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