閲覧ありがとうございます。
整形外科のまるたです
最近話題にしているロコモティブシンドローム、通称ロコモについて解説していきたいと思います。
この解説をみて、ロコモを知り、健康でいつづけるかたが増えればいいなと思います。
ロコモとは
「移動能力の低下を来し、進行すると介護が必要になるリスクが高い状態」と定義しています
中村 日整会 2008
また要支援、要介護になる1/4が運動器疾患とされています。
*厚生労働省2022年国民生活基礎調査の概要より改変
つまりロコモと関連している運動器疾患を予防し、要支援・要介護となる状態を防ぐ!
ということが重要なんです。
ロコモの原因
ずばり運動不足ですね
体力テストの結果は
ほぼ毎日運動する50歳>運動習慣のない30歳といわれています
ロコモチャレンジ!推進協議会 日本整形外科学会ロコモパンフレット2020
ロコモ度テスト
確認方法は3つ
1)立ち上がりテスト
:垂直方向への移動機能を評価
●片脚または両脚で
●10、20、30、40cmの高さの台から立ち上がれるか
移動機能の低下が始まっているロコモ度1は
片脚で40cmから立ち上がれないが、両脚で20cmの台から立ち上がれる
2)2ステップテスト
:水平方向への移動機能を評価
●大股で2歩歩き、両脚を揃える *バランス崩したらやり直し
●2回行って、良い方を採用
●2歩幅(cm)÷身長(cm) が2ステップ値です
移動機能の低下が始まっているロコモ度1は
2ステップ値が1.1〜1.3
3)ロコモ25
:身体状態の自覚的指標です
25項目の問診で、高得点であるほど、ロコモを自覚していることになります
年齢によってロコモ度がかわりますので、こちらのサイト(ロコモonline)を参考にしてください
まとめ
以上ロコモの解説でした。
若いうちに運動習慣をつけて、体力も貯金していきましょう
ちなみに
Chat GPTさんにロコモによる経済損失について聞いてみました
ではまた!
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