電動アシスト自転車は、子育て中の移動手段としてとても便利です。
保育園の送り迎え、買い物、公園へのお出かけ……そんな日常を少しでも快適にしたい。
でも実際には「どれを選べばいいかわからない」「どのモデルも同じに見える」「安全性はどう?」と悩む方が多いのも事実。
筆者もそんな一人でした。整形外科医として事故やけがの現場を見てきた経験と、子育て中の親としての実体験をもとに、本当に確認すべきポイントと、モデルごとの“違い”に絞ってわかりやすく整理しました。
購入前にチェックすべき5つのポイント
① タイヤサイズ(20 or 24インチ)
- 20インチ:小回りが効いて重心が低く安定感あり
- 24インチ:スピードは出しやすいが、車高が高く子どもの乗せ降ろしがやや大変
→ 子どもを乗せるなら、安全性の高い20インチがおすすめです。
② フレームのまたぎやすさ
- フレーム高は35〜40cm以下が理想。毎日の乗り降りで体への負担が大きく変わります。
③ チャイルドシートの安全性
- 耳より高いヘッドレスト+5点式ベルトが望ましい
- 前方保護はヘルメットで、側面・後方はチャイルドシートで守る
④ 安全認証マーク
- BAAやSGマークなど、公的な安全基準をクリアしているものが安心


⑤ 試乗の重要性
- 数値だけでは分からない「漕ぎ出し」「ブレーキの効き」「重さの感覚」は試乗で確認するのがベスト
まずは結論:迷ったらこの3つから選べばOK
どのモデルも、安全性・快適性・実用性のバランスがよく、満足度の高い3モデルです。
「違いが知りたい」「最終的にどれにすべきか悩んでいる」という方は、以下を参考にしてください。
違いだけに絞って特徴を記載しています!
★ヤマハ PAS Babby シリーズ
- スマートパワーアシストで自然な漕ぎ出し
- スタンド連動ハンドルロックで転倒防止◎
★ブリヂストン bikke MOB dd
- 両輪駆動(デュアルドライブ)で坂道や段差に強い
- フレームが低く、小柄な方にも乗りやすい
★パナソニック ギュットシリーズ
- Combiと共同開発した快適チャイルドシート
- スマートキーで電子解錠(ラクイック)機能あり(EXのみ)
安全性も確認を!リコール情報のチェック
一部メーカーでは過去に、バッテリー発火やパーツ不具合によるリコールが発生したこともあります。
現在は改善されていますが、念のため以下をチェックしてから購入しましょう:
- メーカー公式サイトや経産省のリコールページ(製品安全ガイド)
- 購入予定モデルが対策済みかどうか
筆者が選んだモデルと理由
筆者が最終的に選んだのは「パナソニック ギュット・クルームR・EX」です。
決め手:
- スマートキーによる電子解錠「ラクイック」機能
- チャイルドシートの快適性と安全性
- 全体的にバランスがよく、小柄でも扱いやすかった
ちなみに兄弟がヤマハ PAS Babbyを使用中で、試しに乗ってみましたが、違和感なく快適に使えました。
まとめ:生活スタイルに合った1台を選ぼう
- 保育園送迎中心 → 小回りのきく20インチ+ハンドルロック付き
- 長距離利用 → バッテリー容量重視
- 兄弟で乗せたい → 前後乗せ対応モデル
最後は「試乗して不安を解消する」ことが何より大切です。
安全性・快適性・使いやすさをバランスよく備えた1台を選んで、子育てライフをもっと快適にしていきましょう!
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